世界遺産、全部行ったら海賊王!
2018年、半年間の海外滞在から帰国した後、もう一度初心に戻ってみました。
2014年のある出会いから、今につながっています。
2014年、セブ島留学
2014年9月にフィリピンのセブ島に2週間、英会話留学をしました。アメリカ以外では初の海外滞在でした。
時期が9月というのもあって、春休みのように学生が多いということもなく、年上の方も結構いました。最高齢はなんと74歳!
同じ日に入学した74歳の男性は、何度目かの留学のようでした。さすがになかなか話せるようにはならないと言いつつも、毎朝 “Good Morning ! “と日本人発音で元気に挨拶していました。
最初は、明るい変なおじさんという印象でしたが、留学1週間後、なぜか学校にその方のポスターが貼られていました。
経営セミナーをやるというポスターで、変なおじさんの正体は「経営コンサルタント」だったのです。
ちょっと興味があるので、そのセミナーに参加したことが、実は世界遺産マン誕生にも大きく影響しています。
その方は、木村勝男さんという方でした。全く知りませんでしたが、相当な大物経営者で、230億円の借金を返済し、多くの経営者を育てている方でした。
著書もあり、何冊か買って読んでみました。
それから約4年後の2018年夏、お会いしていなかったので、大阪まで会いに行こうと思っていました。
しかし、木村さんは7月にお亡くなりになっていました。自分がデンバーから成田に帰国する1日前に…
英会話学校の社長のブログより
セブ島と福岡でたったの2回しかお会いしてませんが、面白い人でした。
2015年の3月に行われた福岡でのセミナーに参加した時、「世界遺産は何箇所行ったか?」と聞かれたので、まだ0です…と答えました。
「早く行かんといかんぞ~」と言われたのを覚えています。そして、その年の秋にロンドンに行きました。
世界遺産マン伝説の始まり、最初の世界遺産は、イギリスのキューガーデン。 1759年に、オーガスタ王太子妃が作らせたという…
2018年10月現在、32箇所の世界遺産に行きました。まだまだこれから、旅は始まったばかりです。
たった2回の出会いでしたが、一生忘れることはないでしょう。
木村勝男さん、ありがとうございました!
2018年、二か国留学
2018年1月10〜21日
2017年は、12月に超大口の仕事が舞い込んだので、ほぼ休み返上で、最後の仕事と家の引き払い準備に明け暮れた年末でした。
しかし、最後の退去も予想以上にバタバタで、結局やりきれてないことを東京でやる羽目になりました。まあしかし、人生何とかなるものです。
1/10〜21までは東京に滞在し、21日の朝には、成田空港からセブ島へ向かいます。
東京滞在中は、なかなか会えなかった旧友と20数年振りに会ったり、武術の先生の特別稽古に参加したり、あとは手続き関係いろいろを終わらせました。
「セブ留学」後の「シドニー留学」も、決まりました。エージェントの会社が渋谷にあったので、直接行って決めました。
ただ、シドニーの学校の入学日が変わり、セブの学校を卒業後、シドニーに行くまで1週間しかありません。
フィリピンの世界遺産巡りは、1週間以内に終わらせないといけません。まあ、多分大丈夫…OK牧場でしょう。元気があれば何でもできる!というかやる!
フィリピンとシドニー近郊の世界遺産を合わせると、トータル20以上にはなりそうです。それからイタリアに行き、53箇所(2018年1月現在)全部行けば、100が見えてくるが、まだ先の話です。
2020年の東京オリンピックまでには、100箇所以上に行っておきたいところです。いや、まずは50か…行けるか行けないかは、私次第です!
大体、行くときは半年くらい前からプランを決め、2~3ケ月前には準備を始めておきます。
契約関係も終わらせ、チケットも早めに取ります。安いから。
お金は節約しないと、しばらくは貯金のみで動き回るので、なくなったら終了です。
なくなる前に、資産を作る手段をいろいろ学んだり実行したりして、世界遺産に行き続けることを可能にしたいです。
さて、フィリピン留学、さしずめ英会話学習の山籠もりでありますが、どうなることやら。家も引き払い、私物も95%は処分したので、自由の身です。
ついに住所不定無職デビュー。楽しい旅の始まりです。やりたいことは早くやらないとあっという間に還暦を迎え、棺桶に入ってしまいます。
まさにいつやるの?今でしょ!…名言です。
世界三大建築家の一人「ル・コルビジュエ」の作品群は、2016年に世界初の「トランス・コンチネンタル・サイト」として認定さ…
「世界遺産」巡りへ
2017年4月28日
テレビで、話題の「iPS細胞」についての話がありました。詳しくは知りませんでしたが、簡単に言うと細胞の初期化をして、万能細胞を作り出すといったようなことです。パソコンの初期化みたいなものですかね?
それとつなげて、初心に返る(帰る)というわけですが、世界遺産巡りに辿り着いたのは、2014年9月のことです。が、もともとはそのずっと前から、世界を旅したいという漠然とした想いは常にありました。
最初のきっかけは、中学一年生の社会、地理の授業で、世界についての勉強をしたことだったような気がします。
世界旅行と言えば、「世界一周」がありますが、じゃあ一周すればいいのか?というと、個人的には一周することにはあまり興味がありません。
もちろん、それはそれで素晴らしいのですが、一周ではなくていろいろな所に行きたいわけです。とはいっても、日本だけでも名所と呼ばれる場所は、ものすごい数があります。
セブ島に行った時に、初めて世界遺産というものの存在を知りました。いろいろ検索していて見つけたような気がします。
そこで、世界遺産巡りを選択してみました。これで数十万箇所の名所や絶景が、約1000箇所(2014年時)に絞られました。後から知ることになりますが、実際は1件1箇所ではありません。
そしてその後、世界遺産検定を知り、受験。
第55回検定【2024年2月25日(日) ~3月17日(日)】 CBT=Computer Based Testing 2…
まずは、世界遺産に自分で行って目で見て、感じる。世界遺産検定の勉強だけでも、歴史や、宗教、民族、文明、国際情勢などにかなり詳しくなれます。それをさらに現場に行って、体感する。そして、これを多くの人に伝え、共有する。
イスラム国の奴らが、パルミラ神殿などを破壊したり、シリア他、危機遺産も急激に増えています。世界遺産を知り、保護することは、紛争の解決、他の宗教を認める、地球環境の保護、歴史から人類の未来について学ぶ、など、いろいろとつながることがあります。
World Heritage → Change the world
さて、2014年には、英会話プチ留学で、フィリピンの「セブ島」に行きました。最初、英会話留学で検索すると、フィリピンとフィジーがヒットしました。
どちらも魅力があり、結構悩みました。フィジーはどこにあるかわからない南国の島のイメージでしたが、最終的にはセブ島になりました。
フィリピンとの繋がりは…遡ること約15年以上前…時は20世紀末、ある日本屋で「ブルース・リー」の本に出会い、その武術と哲学に感動したので、彼の創始した「截拳道(ジークンドー)」を始めました。
アメリカに行ったのもブルース・リー先生の弟子である「ダン・イノサント」先生の「イノサント・アカデミー」に行ってジークンドーをするためでした。
その時、同時並行したのが、フィリピン武術の「カリ」でした。カリもずっと続けているので、それもできるということで、フィリピンに行こうと思ったわけです。
詳しくは…
フィリピンのセブ島滞在時に、親しくなったジムのオーナーから、フィリピン武術の先生を紹介してもらいました。 たくさんの流派…
フィリピンにもいろいろな場所がありますが、セブ島はフィリピン武術エスクリマ発祥の地で、多くのエスクリマのマスターたちがアメリカに渡り、カリになったとも言われています。
またセブ島には、フィリピン武術の生きる伝説と呼ばれた「カコイ・カニエテ」先生がいたので、セブ島になりました。こうした流れからセブ島留学が決まったわけです。
いろいろと繋がって、今があるのです。
セブ島には2週間滞在して、毎日8時間の授業と、2〜4時間の宿題、自習、予習をこなしていました。マクタン島というリゾート島でしたが、学校はジャングルのようなところにあり、誘惑がないので勉強に集中できました。
ある日、同じ日に入学した70歳の男性が何やら経営セミナーをやるというので、行ってみました。全くその人のことを知らずにたまたま行ったのですが、そのセミナーの参加者は、それが目的で来ていたようです。
いろいろとその方のプロフィールが出て、セミナーが始まり、相当な大物経営者だとわかりました。その方との会話の中で、今後の人生目標が何かを考え、出た答えが…
世界遺産全制覇
だったわけです。その方の著書はこちら。迷わず読めよ、読めばわかるさ。
こうして世界遺産巡りがだんだんと現実味を帯び、その後、世界遺産マンが誕生することになるのです。
セブ島はある意味、世界遺産マン誕生の地でもあります。
迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産