世界遺産13 「ル・コルビュジエの建築作品」世界7ヶ国17件にある巨匠の足跡

2019年は、国立西洋美術館竣工(1959年)60周年!世界三大建築家の一人「ル・コルビジュエ」の作品群は、2016年に世界初の「トランス・コンチネンタル・サイト」として認定されました。

ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―
(The Architectural Work of Le Corbusier, an Outstanding Contribution to the Modern Movement)
2016年登録

Wikipediaより

ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―
は、20世紀の近代建築運動に多大な影響を及ぼした一人であるル・コルビュジエの作品群、ことにその中でも傑作とされる住宅、工場、宗教建築などをまとめて世界遺産リストに登録した物件である。

世界各地に残るル・コルビュジエの建築作品のうち、フランスを中心とする7か国に残る建築群が対象となっており、大陸を跨ぐ初の世界遺産登録となった。

 
トランス・コンチネンタル・サイト

多分、今後の「世界遺産検定」に出ます!

★国境をまたいだ世界遺産(トランス・バウンダリー・サイト)としては日本で初登録
★大陸をまたいだ世界遺産(トランス・コンチネンタル・サイト)としては世界で初登録

 

2018年1月19日

2018年のセブ島留学前に少し時間ができたので、上野にある世界遺産に行ってきました。

1.国立西洋美術館(Musée National des Beaux-Arts  de l’Occident)

「ル・コルビュジエ」…建築に詳しい人なら誰でも知ってますが、一般にはあまり知られていないと思います。

私は昔、仕事でアンティーク家具を扱っていたので、コルビュジエ・デザインの家具やインテリアから、その存在を知りました。センスはいいですが…かなりの「変人」だったようです。

ちなみに、ル・コルビュジエの出身地、スイスの「ラ・ショー・ド・フォン」は、時計製造都市として世界遺産に認定されています。近いうちに行くでしょう。

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外には、ロダンの「地獄の門」が!(松方コレクション)

この日は、ちょうど「北斎とジャポニスム」というテーマの企画展があってました。葛飾北斎が西洋の芸術に与えた影響についての展示でしたが、とにかく人が多い。

券を買うまで数分並び、入場まで十数分並び、中に入っても行列でなかなか近くに寄れないので、かなりアバウトに見物しました。

結構無理矢理なこじつけによる展示もありましたが、個人的には「ガレ」や「ドーム兄弟」のガラス作品が、最も印象的でした。

いかに北斎含め江戸時代の芸術家が凄いか、大変よくわかりました。

特にガレは、相当に影響を受けているのがわかります。アンティークショップで仕事をしていたので、ガレ工房のガラス作品を扱ったこともあります。

アール・ヌーボーのガラス作品では、世界最高レベルの「ガレ」。そのモチーフが葛飾北斎とは…まさに「ジャポニスム」!

常設展の方は、人も少なく、撮影も一部を除いてOK。

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1F 19世紀ホール

トップライトは光が降り注ぐピラミッド

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2F 展示室

外観もそうですが、低い天井と高い天井も「モデュロール」で設計されています。

モデュロール(Modulor)とは、コルビュジエが、人体の寸法と黄金比から作った建造物の基準寸法の数列の造語であり、フランス語のmodule(寸法)とSection d’or(黄金分割)からできている。

…勉強になります。

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世界遺産認定証の複製

ここは公の美術館なので、新しい企画展の度に来れます。上野駅近郊の人は…

さて、2019年は、国立西洋美術館竣工(1959年)から60周年です。

そして若き日のル・コルビュジエ、そう名乗る前の本名「シャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ(Charles-Édouard Jeanneret-Gris)」が24歳の時に訪れてインスピレーションを得た場所が、イタリアの世界遺産「ヴィッラ・アドリアーナ」というのがわかりました。

ル・コルビュジエの建築作品は、世界7か国17物件で1つの世界遺産なので、まだ1/17をクリアしたにすぎない。あと残り16…

ル・コルビュジエの建築作品

1.国立西洋美術館(Musée National des Beaux-Arts  de l’Occident)
【フランス】
2.ラ・ロッシュ-ジャンヌレ邸(Maisons La Roche et Jeanneret)
3.サヴォア邸と庭師小屋(Villa Savoye et loge du jardiner)
4.ペサックの集合住宅(Cité Frugès,Pessac)
5.ポルト・モリトーの集合住宅(Immeuble locatif à la Porte Molitor)
6.マルセイユのユニテ・ダビタシオン(Unité d’habitation Marseille)
7.サン・ディエの工場(La Manufacture à Saint-Dié)
8.ロンシャンの礼拝堂(Chapelle Notre-Dame-du-Haut de Ronchamp)
9.カップ・マルタンの休暇小屋(Cabanon de Le Corbusier)
10.ラ・トゥーレットの修道院(Couvent Sainte-Marie-de-la-Tourette)
11.フィルミニの文化の家(Maison de la Culture de Firminy)
【スイス】
12.レマン湖畔の小さな家(Petite villa au bord du lac Léman)
13.イムーブル・クラルテ(Immeuble Clarté)
【ベルギー】
14.ギエット邸(Maison Guiette)
【ドイツ】
15.ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅(Maisons de la Weissenhof-Siedlung)
【アルゼンチン】
16.クルチェット邸(Maison du docteur Curutchet)
【インド】
17.チャンディガールのキャピトル・コンプレックス(Complexe du Capitole)

まずはフランスの10件からですな…

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

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