【世界遺産30-1】古都京都の文化財1(京都府・滋賀県)

世界遺産、全部行ったら海賊王!

古都京都の文化財(Historic Monuments of Ancient Kyoto)
1994年登録

2018年9月14~18日

古都京都の文化財は、全部で17資産。1件だけ、予約制だったので行けませんでしたが、残りは完全制覇しました。

行った順番に並べています。滋賀県が1つ含まれています。

1.高山寺(こうざんじ)
2.仁和寺(にんなじ)
3.西本願寺(にしほんがんじ)
4.教王護国寺(きょうおうごこくじ)=東寺
5.西芳寺(さいほうじ)=苔寺
6.天龍寺(てんりゅうじ)
7.龍安寺(りょうあんじ)
8.鹿苑寺(ろくおんじ)=金閣寺
9.二条城(にじょうじょう)
10.慈照寺(じしょうじ)=銀閣寺
11.醍醐寺(だいごじ)
12.清水寺(きよみずでら)
13.延暦寺(えんりゃくじ)【滋賀県大津市】
14.賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)=下鴨神社
15.賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)=上賀茂神社
16.平等院(びょうどういん)
17.宇治上神社(うじがみじんじゃ)

 

なお、2018年9月4日に25年ぶりに上陸した超大型の台風21号による被害の影響が各地に見られました。加えていくつかの寺社では、改装工事中のため入れないなどの場所があり、今後行く方は事前に問い合わせするか、公式Webサイトを見るなどしたほうがいいと思います。

2018年9月14~15日

1日目

1.高山寺

京都と言えばまずは「金閣寺」!と思って最初に行ってみました。
しかし、ひどい雨の中で、さらに入口に50人以上の行列が見えたため、延期を決定。次に晴れた日に来ることにしました。

そこで、金閣寺から約8km、高山寺に行きました。あの「鳥獣戯画」があるお寺です。

なんと台風による倒木のため、参道は通行止めに。高山寺では国宝の石水院のみ拝観可能でした。お寺の方に聞くと、被害が大きすぎて復旧には数か月~1年はかかるとのこと…

この台風、九州にいたので全く影響がなかったのですが、奈良・京都に甚大な被害を及ぼしています。

石水院(国宝・鎌倉時代)
明恵上人が後鳥羽上皇より賜った学問所。1216年建立(1889年に現在地に移築)。鎌倉時代の住宅建築の傑作で、心が落ち着く風流な場所。

高山寺は、石水院しか入れませんでしたが、川のせせらぎがここちよい山の中の寺でした。
石の坂道は、苔で滑りやすいので、雨の日は特に注意が必要です。

2.仁和寺

仁和寺と言えば、仁和寺にある法師、なんとかかんとか…なる古文を学んだ覚えがあるが、何の話だったか…高校時代あれだけ古文が得意で、大学も文学部に行ったのに、もう全く覚えていません。

Google先生に聞いてみたら、「徒然草(つれづれぐさ)」でした。

さて、ここも台風被害によりかなり木を伐採していましたが、建物自体は大丈夫でした。それにしても門からして巨大で圧倒されます(二王門)。ここは金閣寺から高山寺に向かう通り道にあります。

仁和寺…創建は仁和四年(888年)。日本最初の法皇となった宇多天皇が、904年に法皇の御所である御室(おむろ)を建立。千年以上の歴史があります。

二王門(重要文化財・江戸時代初期)

経蔵(重要文化財・江戸時代初期)

御影堂(重要文化財・江戸時代初期) 御本尊は弘法大師です。

仁和寺金堂(国宝・江戸時代初期)
当時の宮殿建築を伝える現存最古の紫宸殿。ご本尊は、阿弥陀三尊像。他、四天王像も安置。

宸殿北庭

「霊宝館」で、国宝・重文の宝物を見ようとしたら、公開は春秋の年2回で、秋は10月からだったため入れませんでした。そして「観音堂」は工事中…

この後、次のお寺へ行こうとするも、雨が土砂降りになり断念。この日は2件で終了。

2日目

3.西本願寺

今回は車で来ているので、移動は全く問題がありません。そして次に訪れたのは「本願寺」。しかし、西と東に分かれているようです。世界遺産に登録されているのは「西本願寺」です。ここは入場無料でした。

本願寺の開祖は「親鸞聖人」です。浄土真宗本願寺派の本山です。

阿弥陀堂(国宝・1760年に再建)

御影堂(国宝・1636年再建)

阿弥陀堂門(重要文化財)

経蔵(重要文化財)

唐門(国宝・桃山時代):別名、日暮門(眺めていると日が暮れるのを忘れるから…)
伏見城の遺構といわれる絢爛豪華な唐門は、2022年3月まで修復工事中です。

この唐門の複製があるのが、なんと世界遺産「キュー・ガーデンズ」!
1910年の日英博覧会の時、4/5サイズで複製したらしいです。

世界遺産同士の見事なつながりでございます。

また、国宝「飛雲閣」も2020年3月まで修復工事中のため見れません。
「飛雲閣」は、「金閣」、「銀閣」と並んで、「京都の三名閣」の一つに数えられています。

総門(重要文化財)から覗く伝道院(重要文化財) 敷地の外にあります

西本願寺は、国宝の阿弥陀堂、御影堂内にも自由に入れます。エレベーターやスロープもあるので、車椅子の人でも入れ、バリアフリーが進んだお寺でした。行った日は9月15日でしたが、毎月16日は親鸞聖人の月命日だそうです。

また外壁沿いにある「太鼓楼」は、新選組との関りもあるため、幕末維新好きの方も興味を持てると思います。

4.東寺(教王護国寺)

はじめ、カーナビで「あずまでら」と入れても出なかったので調べると「とうじ」でした。

金堂(国宝・1603年再建)
金堂本尊は、薬師如来坐像と日光・月光菩薩像、桃山時代の大仏師康正の作です。台座には十二神将が鎮座しており、全て重要文化財です。

講堂(重要文化財・1491年再建)
講堂内は国宝の宝庫。中心の五智如来は重要文化財ですが、他の五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天は全て平安時代の作で国宝です。日本密教彫刻の代表作です。

この講堂の国宝の仏像(平安時代)と、金堂の重文の仏像(桃山時代)とでは、明らかに持っているエネルギーが違います。国宝の仏像からは凄まじいオーラを感じたので、しばらく講堂に佇んでいました。

これは、興福寺や法隆寺で感じたものと同じなので、やはり国宝クラス、平安時代以前のものの持つフォースは凄いのです。見聞色の覇気が高まると感じられるはずですが、信じるか信じないかはあなた次第です。

五重塔(国宝・1644再建)
826年、弘法大師の創建着手から焼失すること四回、現存の塔は五代目です。

ちょうど奈良から京都入りした日、宿泊先に向かう途中で、この五重塔の横を通りました。圧倒的な存在感で、京都のランドマークにふさわしい佇まい、実際に近くで見るとさらにその巨大さに圧倒されます。

瓢箪池を望む庭園

観智院 涅槃禄-長者の庭-

真言宗総本山 東寺にある別格本山 「観智院」

南北朝時代の延文4(1359)年頃に、真言界随一の学僧「杲宝」が創建し、杲宝の弟子「賢宝」は、本尊の五大虚空蔵菩薩を安置しました。杲宝や賢宝が集めた密教の聖教類は1万5千件以上あり、大変貴重な文化遺産となっています。

観智院の客殿は国宝(1605年再建)。桃山時代の貴重な書院造りの住宅です。床の間には、宮本武蔵の描いた絵が二つあります。まさかこんな所に武蔵とは…京都で吉岡一門を倒した後、ここに身を隠し、長谷川等伯に絵を習ったと言われています。

さて、ここまでで4つの寺に行きましたが、どれ一つとして退屈なものはなく、素晴らしい場所ばかりです。さすがは日本最強の観光地「京都」。

京都は、日本最強の世界文化遺産だと個人的には思います。世界最強は…恐らく「ローマ」でしょう。

そして2へつづく…

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

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