世界遺産11 「日光の社寺」 東照大権現の眠る地

世界遺産、全部行ったら海賊王!

世界遺産「日光の社寺」(いわゆる日光東照宮)には、「東照宮」「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」「輪王寺(りんのうじ)」の二社一寺に属する建造物103棟が登録されています。

日光の社寺(Shrines and Temples Nikko)
1999年登録

2017年5月5日

東京で、武術の師匠がトークショーをするということで、行きました。せっかくなので化粧直しされた「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」も見ようということで、東京から電車でGO!

ちょうど行く前に、タイミングよくTBSの「世界遺産」で放映されたので録画して予習…

ゴールデンウィーク直前にテレビ放映されては、観光客が増えて、見るのが大変かもしれませんが、まあそれはそれでいいのです。見事によみがえったのですから。

日光東照宮とは

日光東照宮は、栃木県日光市にある江戸幕府初代将軍「徳川家康」を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀る神社。

世界遺産「日光の社寺」の中心的な構成資産で、日本全国の東照宮の総本社的存在である。

正式名称は「東照宮」ですが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが多い。「権現造り」の完成形とされる。

公式Webサイトによりますと、平成9年度から平成36年(令和6年)度まで、向こう22年間を『平成大修理事業」と位置付けて、長期計画の下での修理工事を予定しており、平成25年度からは拝殿に引き続いて本殿・石の間の修理に着手するとともに、陽明門工事にも新たに着工しますとのこと。

…2024年度まで、修理中のようです。

そして当日、ゴールデンウィークに来てしまったので、さすがに多いだろうと思ったら、やはり多かった…日光駅からだと歩いて2kmもないので、歩ける人なら歩いた方がいいです。

東照宮の駐車場から駅までは、朝8時前から渋滞していて、車は一日中詰まってました。多分この日だけで数万人の観光客が来たと思います。

※ゴールデンウィークに行く人は要注意!

約4年間、修理で見ることの出来なかった日光東照宮「陽明門」が「平成の大修理」を無事に終えました。

さらに、見どころの「三猿」「眠り猫」の塗りなおし修理も合わせて完了したので、行ってきました。

日光東照宮

その前にこういうちょっとマイナーな場所もちゃんと行ってます。

日光東照宮宝物館

家康公の書、愛用品をはじめ、朝廷や大名からの贈り物、「 東照宮縁起五巻」(狩野探幽)、重要文化財である家康公着用の「南蛮胴具足」や名刀「勝光宗光」を収蔵。

さらには「寛永の大造替」の上棟祭に用いられた「大工道具および箱(国宝)」、家康公御画像など歴史的にも美術としても貴重な品々が数多く展示されています。

五重塔
三神庫の内、上神庫にある「想像の象」

象を見たことがない狩野探幽が下絵を想像で書いた象と言われています。三神庫には、祭器や渡御祭の装束が収められています。

神厩舎 8枚の猿の浮彫画面

「猿が馬を守る動物である」という伝承から来ているようです。8枚の中に描かれている猿の一生は、人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっています。

8枚の中で最も有名な「見ざる、言わざる、聞かざるの三猿」は、「自分に不都合なことは見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えと言われているようです。

勉強になります…

神厩舎の馬

守られている馬も、いる時といない時があります。運がよければ会えるでしょう。

世界遺産マン?…幸運の塊ですから、会えてます!

陽明門

門全体が膨大な数の極彩色の彫刻で覆われ、見ているうちに日が暮れるので、「日暮御門」とも言われている日光東照宮を代表する門です。

名前の由来は「平安京大内裏外郭十二門」のうちの「陽明門」から。

寛永の大造替(1636年)」で完成。建築形式は「三間一戸楼門」で、屋根は入母屋造、銅瓦葺き。東西南北の各面に「唐破風」を付しています。

後水尾天皇宸筆(しんぴつ)の「東照大権現」の勅額

陽明門、表門、回廊、唐門、拝殿、本殿などにも数多くの彫刻があり、その総数は5173体。そのうちの508体は陽明門にあります。

中国の伝説や故事の人物彫刻や、霊獣、霊鳥と呼ばれる吉祥的な彫刻が多く、徳川家康を「神」として祀る社殿において、さまざまな象徴的意味を持っています。

ここにおわすは、「東照大権現」では?
左甚五郎作と言われる「眠り猫」

この眠り猫は、「家康公を護るために寝ていると見せかけ、いつでも飛びかかれる姿勢をしている」または「裏で雀が舞っていても寝ているぐらいに平和」という説があるようです。

「裏雀」は人が多すぎて撮れませんでした…

左 甚五郎(ひだり じんごろう)は、江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人だが、実在の人物かは不明。

優れた工匠の代名詞として使われたという説もあり、左の由来にも諸説あるようです。

眠り猫の門をくぐって、家康公のお墓である「奥宮」へ向かいます。

鋳抜門(いぬきもん)

鋳抜門(重要文化財)は、椎名伊豫(しいないよ)作

奥宮御宝塔の前に建てられた高さ3.4m、柱間2.5mの銅製の唐門です。
1650(慶安3)年に狛犬(重要文化財)と共に鋳造されています。目力が凄い狛犬です。

もともと門は石造りだそうですが、地震により崩壊したため銅製に造り替えられています。

狛犬は創建当時は木製でしたが、その後石造となり、鋳抜門が再建された際に銅製に造りかえられています。

奥宮御宝塔

奥宮御宝塔(重要文化財)、こちらも椎名伊豫(しいないよ)作

奥宮は家康公が眠る場所とされ、歴代徳川将軍のみ立ち入りが許された、日光東照宮で最も神聖な場所です。ここも木造→石造→唐銅製に改鋳されています。

1965(昭和40)年の「三百五十年式年大祭」を記念して、特別に一般公開されています。

この下に家康公の遺骸があるとされていますが、誰も見たことがないため、謎とされているようです。

最も大混雑したのが、「陽明門」から「眠り猫」を通り、「奥宮」まで行く道程…

多分往復で1時間近くかかってます。まるで議員の牛歩戦術の如しでした。

どれぐらい混んでたかと言うと…

頭だらけ…さすがはゴールデンウィーク

奥宮からの戻りはこの大混雑…階段が続きますが、一歩ずつしか降りれません。

まだまだどんどん増える人…

朝早く来ていてよかったです。昼過ぎの陽明門横はこの状態…

その他の写真は動画にて

二荒山神社

この行列なので撮影のみで素通り…

神輿舎(江戸時代初期)

御祭神の神輿三基が、収められています。

左上:神楽殿 右上:日枝神社

左下:朋友神社 右下:本殿(八棟造・二代将軍秀忠公造営)

輪王寺

制作中・・・

そして、宿ですが、このあたりは宿も少ないので全然予約が取れず、やっと取れたのが外国人向けのドミトリーのゲストハウスのみでした。

かなりの広さなので、見るのに2日を予定していましたが、朝8時から夕方5時までひたすら歩き回ったので、見所はすべて制覇できました。1日あれば全部回れます。

宿は2泊取ってましたが、2泊せずに2日目の朝にすぐ東京に戻りました。というのも夕方5時以降はほとんどの店が閉まり、食事の店なども本当に少ないので、関東の人だったら、日帰りでもOK牧場です。

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です