世界遺産34 ヴァチカン市国の四大バシリカ(大聖堂)

世界遺産、全部行ったら海賊王!

ヴァチカン市国(Vatican City)
1984年登録

2018年12月19〜30日

ヴァチカン市国

1.ヴァチカン博物館(ヴァチカン宮殿内)
2.システィーナ礼拝堂(ヴァチカン博物館内)
3.サン・ピエトロ広場

四大バシリカ
4.サン・ピエトロ大聖堂
5.サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
6.サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
7.サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂(城壁外)

四大バシリカ

バシリカ(Basilica)とは?

もともとは、古代ローマでの1つの建築様式のことで、古代ギリシャ建築の影響を受けているようです。

それが、キリスト教の布教とともに教会堂建築に利用されたので、教会(大聖堂)を指す言葉にもなっています。

4.サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)

聖ペトロの殉教地で、世界中に10億人の信者がいると言われるカトリック教会の総本山。世界最大規模の教会。

1515年、サン・ピエトロ大聖堂再建築資金集めの名目で発売された免罪符が、「宗教改革」のきっかけとなった。

宗教改革についてはこちら

クリスマス前後に来たので、広場には巨大なクリスマスツリーが!

比較的人が少ない時の大聖堂の写真。ここには何度も来たので、よく時報の鐘の音を聴きました。しかし、12時の鐘の音は、なぜか7分くらい鳴り響いていました…

夜の大聖堂。電気代が相当高そうです…

そして「ヴァチカン博物館」に行った日の翌日、超快晴の日に大聖堂内部に潜入。

まずは入場です。朝8:40に来たので、まだ参拝者はだいぶ少なめです。これが夕方頃になると、数百人の行列ができているのです…

空港と同じような機械で、荷物チェックをして中に入ります。サン・ピエトロ大聖堂は当然として、他の大聖堂も周辺では武装軍人が厳重に警戒しています。奇特な行動はしないように。

大聖堂が間近です。右側から入ります。奥に行くとヴァチカン博物館の裏出口へ続きます。

そして中へ…

な、なんじゃあ、こりゃあーーーっっ!!!

ベルニーニ作の「ブロンズの天蓋」(高さ29m)

高い天井に豪華絢爛な装飾…とにかく凄まじいばかりの荘厳さです。これまで見た建造物の中で、ナンバー1です!

奥行211.5m、総面積は15,160㎡、じっくり見るなら時間が相当かかります。

ミケランジェロのクーポラ(Cupola)

上を見上げて撮った写真です。どうやってこんなもの造ったんだ?という疑問も出ますが、美しすぎてそんなことどうでもいい…

後で外部からこの上に登ります。

入口へ向かって見るとこんな感じです。とにかくでかい!他のバシリカも凄いのですがやはりカトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂が圧倒的に凄いです。

宝物館(Museo del Tesoro di S.Pietro)

歴代法王の宝物などが展示してあり、とにかく派手できらびやかです。内部は撮影不可。入場料は5€。

たくさんの十字架の中には、漆塗り金細工のものや、富士山のデザインなど、メイドインジャパンのものもありました。さらには、金とダイヤモンドの燭台や、豪華な聖杯。

他には、chalice(聖爵…聖杯とほぼ同じ)、monstrancep(聖体顕示台)、cope(マント)、reliquary(聖遺物箱)、spherical hand-heaters(蝋燭を中に入れるボール状のハンドヒーター、ボールが回転しても中の蝋燭が倒れない仕掛けになっている)、tiara(法王の冠)など、数々の貴重品をも見ることができます。

他には水晶の十字架や、ベルニーニの彫刻、大きな象牙が3本、一番長いのは180cmもあります。9世紀の鶏像に、14世紀の聖ピーターと聖ポールのテンペラ画など、さすがは宝物館といった感じです。世界の王族や権力者からの貢ぎ物が展示されています。当然、日本のものも。

ミケランジェロ作「聖母像ピエタ」のある「ピエタの礼拝堂(Cappella della Pieta di Michelangelo)」

土産物屋に小ピエタがたくさんありました…

中を見た後は、外に出てクーポラの上へ。エレベーターだと10€ですが、歩きは8€です。クーポラ最上部への道は、いずれ動画で公開。

クーポラ途中から下を見ると、ベルニーニ作の「ブロンズの天蓋」と、奥の「聖ペテロの椅子(Cattedra di S.Pietro)」が見えます。

屋上外から見たクーポラ。円屋根のビューポイントまではさらに92mの階段を上がって行きます。

そしてクーポラ天辺のテラスへ…

クーポラ天辺からの「ヴァチカン政庁舎」と「ヴァチカン庭園」。

クーポラ天辺からの「サン・ピエトロ広場」

この後に行く残りの三大聖堂も凄いのですが、やはりこのサン・ピエトロ大聖堂は、スケールが別格です。

2018年4月に行った「地震のバロック」と呼ばれているフィリピンの四つの教会も世界遺産ですが、サイズが全然違います。

5.サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂(Santa Maria Maggiore)

テルミニ駅から歩いて5分もかからないところにあるのが、マッジョーレ大聖堂。今回の滞在で、何度も通りました。宿もこの近くが多かったので、よく鐘の音が聞こえました。

ローマに着いて最初に見た世界遺産が、ここです。

「真夏の雪伝説」に始まる聖母信仰。431年、エフェソスの公会議にて聖母信仰の公認を記念して建立。ということは築約1600年か…このあたりの歴史的な話まで勉強するときりがありません…

世界遺産マン撮影をすると、どうしてもピントがずれます。やはり自撮り棒が必要か…いや、名カメラマン同行の方がいいな。誰かをスカウトしよう。

6.サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂(San Giovanni in Laterano)

1700年の歴史を持つ四大バシリカの一つ。コンスタンティヌス帝がキリスト教を公認した頃から始まり、1309年に法王庁がアヴィニョンに移るまで繁栄を続けました。

アヴィニヨンから戻った法王の座は、サン・ピエトロ大聖堂に移ったため、しばらくほったらかされ、1650年にフランチェスコ・ボッロミーニによって大修復されました。

上の2つに比べたら、人は少なめでした。

しかし、内部の荘厳さは、負けていません。

宝物館(Museo Del Tesoro)にも入りました。3€を支払い。

宝物はひたすら金細工、金糸の法衣など金(きん)だらけ…全部で120点以上ありました。ローマ法王というのは、よほどの金好きだな、と。

その後、キオストロ(回廊)に入る時、5€払いましたが、なんと先程の宝物館と共通で入れたのです。しかし、宝物館だけ3€で入ってしまったので、合計8€払うことに…そんぐらいまけろよと思いましたが、寄付と思って払いました。

キオストロ(回廊)

柱の形がいろいろあります。中庭には出られませんが、いろいろ見ることはできます。昼食を取ってなかったので、自動販売機でお菓子を食べることに…

洗礼堂

入れない時間帯に行ったのに、なぜか入れました。ミサみたいなものがあってましたが、別に何も言われず…

7.サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂(San Paolo fuori le Mura)

コンスタンティヌス帝によって、聖パウロの墓の上に建てられ、386年にさらに大規模に再建。しかし、1823年に火災によって、一部を除いてほぼ焼失したため、再建された新しい建物です。

ここは唯一城壁外にあり、結構離れているので、電車で来るつもりでしたが、カラカラ浴場に行った後、結局歩いて行きました。

大聖堂は無料ですが、キオストロは4€です。2015年にトリップアドバイザーに表彰されたようです。なかなかやりますな。

コズマーティ様式の美しい回廊は、ローマでもトップクラスです。サン・ジョバンニとの違いは、こちらは中庭に出れます。

そしてキオストロから宝物館へ。撮影は不可です。十字架、聖杯、皿、水差し、イコン、絵、法衣などキリスト教関連グッズがたくさん展示されていました。

さらにそのまま美術館へ…ここにはローマ帝国時代のコインや石板などが展示されています。この大聖堂は順路がしっかりしていてわかりやすいです。

キオストロ(回廊)

ファサード

これにて「ヴァチカン市国」および「四大バシリカ」は、ほぼ制覇しました!

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

2 Comments
  1. アバター 2019年1月1日
    • WHman 2019年1月3日

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