【世界遺産30-4】古都京都の文化財4(京都府・滋賀県)

世界遺産、全部行ったら海賊王!

古都京都の文化財(Historic Monuments of Ancient Kyoto)
1994年登録

2018年9月17~18日

古都京都の文化財4日目の続き

比叡山から京都市内へ戻り、2つの神社へ向かいました。これまで二条城以外は全てお寺でしたが、最後の4件中3件は神社です。

14.賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ・下鴨神社)

楼門(重要文化財)
高さ13メートル。東西の廻廊とも古代様式を伝えている。二十一年おきの式年遷宮ごとに造替されてきたが、寛永度以降は解体修理をして保存している。

神服殿(重要文化財・寛永期)
元々は、夏・冬の御神服を奉製する御殿。御所が災害に遭われた時、臨時の御座所と定められている。

中門(重要文化財)
この中に、西御本宮(国宝)と東御本宮(国宝)がありますが、撮影不可です。特別参拝は可能なので、見ることはできます。

御手洗池

なんとあの「さざれ石」が!国歌「君が代」に出てくるあの石です。

さらに「糺(ただす)の森」という下鴨神社の社叢林が、賀茂川と高野川の合流地点にあります。
この森も世界遺産の登録範囲です。

下鴨神社と上賀茂神社は親子なので、両方行くとより神話の内容がよくわかります。
というわけで、この日の最後は、上賀茂神社へ。

15.賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ・上賀茂神社)
いかずち神社、かっこいいネーミングです。雷を別けて天に昇っていく神を祀っているとのこと。詳しくは神話を聞いてよくわかりました。

舞殿(重要文化財・1863年造替)

細殿(重要文化財・寛永期)
賀茂別雷神が降臨したと伝えられる本殿の背後に位置する「神山(こうやま)」を模したものがこの立砂(たてずな)と呼ばれる二つの盛り砂で、「清めのお砂」の起源といわれています。頂には、神様が降臨する際の目印に松葉が立てられています。

上賀茂神社は、平安京以前の都「長岡京」の鬼門(北東)に位置しており、厄災から都を守る役割を担っていたといわれています。

楼門(重要文化財)
楼門をくぐると、中門の奥の東側に「本殿(国宝)」、西側に「権殿(国宝)」が左右対称に建っています。賀茂別雷神は、この両社殿を行き来しながら鎮座しているといわれています。特別参拝にて拝観可能です。

中門(重要文化財)

特別参拝にて、神話を聴くことができます。
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の娘の賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)が、鴨川で遊んでいたところ、川上から丹塗矢が流れてきた。

それを持ち帰って寝床の近くに置いたところ玉依比売命は懐妊し、男の子が生まれた。その御子の成人の祝宴の席で、賀茂建角身命が「お父さんにもこの酒をあげなさい」と言ったところ、その御子「賀茂別雷命」は、「我が父は天津神なり」と言い、屋根を突き抜け、雷鳴と共に天に昇っていった。

丹塗矢の正体は乙訓神社の火雷神であったという。詳しくはWEBで…

来年は「即位の大礼」で、元号が「平成」から変わるので、「即位の大礼」は京都で行ってほしかったと京都のある方からお聞きしました。

明治~昭和天皇の「即位の大礼」は、京都御所で行われていますが、今上天皇(平成天皇)の際は、東京の皇居で即位の礼が行われています。

その際、「高御座」と「御帳台」は、陸上自衛隊のヘリコプターで皇居まで運ばれたそうです。来年2019年の皇太子徳仁親王の際の運搬は、陸路での運搬となっています。

実際に運ばれる数日前に京都に来ていたので、この話を聞いた時、高御座は解体中だったようです。数日後のニュースで、東京に運ばれる様子が流れていました。

最後の2件は京都府宇治市にあるので、上賀茂神社から約20km、車で移動しました。
そして、宇治市の「平等院」近くの宿に泊まるのであった。

5日目

まずはあの10円玉のデザインでもある平等院へ。朝8時半に開場なので、それに合わせて行きました。9時半頃から団体や修学旅行生が大挙しておしよせたので、写真を撮りたい方は早朝に行くと撮れます。

16.平等院

平等院鳳凰堂【阿弥陀堂】(国宝・1053年建立)
平等院は1052年、関白藤原頼通が父道長の別荘を寺院に改め創建。
翌年、阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、これが現在「鳳凰堂」と呼ばれています。

鐘楼

※本物の鐘は日本三名鐘の一つ。平安時代のもので国宝。鳳翔館で見ることができます

鳳翔館(ミュージアム)9:30オープン
屋根の上の鳳凰の本物(国宝)も展示してあります。

浄土院(平等院の塔頭・15世紀後半)
塔頭(たっちゅう)とは、大寺の山内にある小寺のことです。平等院修復のために開創した寺のようです。

大書院(非公開)
平等院山内で最も古い書院。

しかし美しい平等院…京都滞在の5日間で、一番晴れた日に行けました。
さらに右の橋を渡って内部拝観ができます(別料金・予約・定員制)。

内部には、国宝の本尊「阿弥陀如来像」が鎮座してあります。
これは日本を代表する仏師定朝作の、現存する唯一確実な像です。1053年に納められた日本独自の「寄木造りの完成形」と言われています。

17.宇治上神社

平等院から歩いて行けるのが宇治上神社。宇治川にかかる朝霧橋を渡って行けます。
ついに京都の世界遺産、最後の17件目です。

朝霧橋

まずは宇治神社(世界遺産ではありません)

そして宇治上神社へ

拝殿(国宝・鎌倉時代)

本殿(国宝・平安時代後期)
神社建築として日本最古遺構のようです。

宇治上神社は小さいので、よく見ても30分かかりません。神社のすぐ前に無料駐車場があるのですが、わからなかったので700円もする駐車場に止めてしまいました。

ここは入場料も何もかからないので、唯一「御朱印」を買ってみました。
秋限定の「紅葉」朱印です。

これで全17件中16件をクリア。唯一行けなかった西芳寺に再訪するのはいつの日のことか、それは誰にもわかりません。往復はがき次第です。

そしてこの後は、広島で一泊し、山口県の萩に向かいました。
世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の内の5件が萩にあるのです。

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

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