ビガンは、マニラから約400km北にある町です。1574年にスペイン統治下で建設され、商業や貿易の拠点として栄えました。
当時の名前は「シウダー・フェルナンディナ(Ciudad Fernandina)」。今も同名のホテルがあります 。
この時代の街並みは、スペイン、中国、南米などの影響を受けているそうです。
ユネスコに推薦された建造物は120棟あり、そのうちの101棟は「石の家」と呼ばれる住居です。
太平洋戦争の戦禍を逃れて奇跡的に当時の姿を残しています。
世界遺産、全部行ったら海賊王!
ビガン歴史地区(Historic City of Vigan)
1999年登録
2018年4月18~19日
二泊三日の「コルディリェーラの棚田群」の旅の後に、次の世界遺産「ビガン」を訪れました。
首都マニラのあるフィリピン最大の島ルソン島。マニラから高速バスで約9時間。 コルディリェーラ山脈一帯に広がるのが、200…
予定より20分遅れの17:50にバナウェを出て、朝3:40に「バギオ」に到着。約10時間のバスの旅でした。
バギオでのバスの乗り換えが、唯一予約できないことだったので、今回のルソン島旅の山場です。
バギオは安全な街とはいえ、夜中にフィリピンを1人で歩くのは危険です。警戒しながら彷徨うこと40分。
…バスターミナルがどこかわかりません。SMモールの近くという情報しかなく、Googleマップも正確ではありません。
しかし、うろうろしたおかげで旨いハンバーガー屋を見つけ、朝食。その後、5時(AM)過ぎにようやくPartasバスのターミナルを発見しました。
しかし、ターミナルのトイレはひどかった。これまでで最もひどいです。
まず便座がありません。そして電気もない。日頃やっていたスクワットが役に立ちました。
旅人になるには「スクワット」は必須!
そしてバギオから再びバスで約6時間半、昼の12:30にビガンに到着。
予約したホテルがたまたまスペイン風の街並みの観光スポット、Crisologo(クリソロゴ) 通り内だったので、運がいいです。
そして翌日は、バンタイ教会、ベルタワーへ
Bantay Churchは、あまり古くないようです
Bell Tower 1591年に建てられたので古いですが、人が多すぎて中には入らず…
ビガンは広くないので、一日あれば見るのには充分です。バナウェに比べるとアクセスも楽なので、フィリピン人観光客と観光客向けショップばかりです。
これまでフィリピンで長距離バスに合計27時間くらい乗っていたので、さすがに腰痛です。
それにしても乗るバス乗るバスで、Air Supplyの”Making Love Out Of Nothing At All”が流れていました。流行っているのか?
他にも80年代のAORやBon joviの曲が多かったです。
AORとは、Adult-Oriented Rockの略らしいです。詳しくはwebで…
この後は南下し、サンタマリアの教会へ。4つの教会群の3つ目です。
16世紀、フィリピンがスペインの統治下にあった時代に建てられた4つの教会。 4つの教会ともヨーロッパの「バロック建築」の…
迷わず行けよ、行けばわかるさ世界遺産