世界遺産17「コルディリェーラの棚田群」 天国への階段は超絶景!

世界遺産、全部行ったら海賊王!

セブ島三ヶ月留学を無事卒業し、フィリピン3箇所目の世界遺産、ライステラスに向かいました。二泊三日で行けるだけ行きます。

日本にも棚田は数多くありますが、この「コルディリェーラの棚田群」は世界最大とも言われています。その歴史は2000年以上!

コルディリェーラの棚田群
(Rice Terraces of the Philippine Cordilleras)
1995年登録

2018年4月15~17日

セブ島から飛行機で約1時間、ルソン島のマニラへ行き、まずはマニラにある世界遺産の教会へ(4つの教会群の2つ目)

教会の後は、長距離バスのターミナルへ。そこから夜行バスで約9時間行くと、コルディリェーラ地方の中心都市「バナウェ」に着きます。しかし、そこに行くまでにだいぶ苦戦しました。マニラ名物「ぼったくりタクシー」です。

空港から教会のある「イントラムロス」まで15Kmほどタクシーに乗って200ペソ(約420円)でした。空港からのタクシーは監視が厳しいので、正常料金です。

しかし、そこから4kmしかない長距離バス乗り場まで、流しのタクシーだと400ペソ要求します。

2人と交渉決裂し、彷徨うこと1時間、結局道に迷いだしたので、なんとか3人目を捕まえ、しぶしぶ250ペソで行ってもらいました。まあ日本円にしたら300円くらいしか変わらないわけだが…

セブ島と違い、マニラは全員メーターをつけずにボッタくるのか?と運ちゃんに聞いてみると、笑ってごまかしていました。

日本びいきのおっさんで、「オーサカ!」とか「フジサン!」とか「トヨタ!」…等いろいろ片言でテキトーに話してました。英語はかなりなまってましたが…

さて、ネットで予約していた「OHAYAMI バス」に乗り、約9時間のバス旅です。

マニラは34℃あったので、バスに乗ってすぐは暑いままでしたが、1時間も経つと、いろんな人がブログに書いていた通り、クーラー効きすぎの極寒バスになりました。

※長袖の上着は必須アイテム!

そして朝7時、予定通りバナウェにバスが着くと、各ホテルの出迎えがたくさん待っていて、まるで空港のようにピックアップしてくれました。これはちょっと嬉しい。

若い体格のいいガイドAlvin(アルヴィン)が、自分のホテルのガイドでした。

このバナウェ地区は、他の場所に比べると観光のシステムも比較的しっかりしているようです。

このバナウェにあるのが、2000年以上も続く絶景の世界遺産「コルディリェーラの棚田群」です。

「バナウェ」というのは、群の名前であり、町(村?)の名前です。
「コルディリェーラ」というのは、コルディリェーラ山脈、コルディリェーラ地方のことで、そこにある棚田群が世界遺産です。つまり相当範囲が広い。

・バナウェ群バンガアン、バタッド
・フンドアン群
・キアンガン群
・マヨヤオ群

この5地区が世界遺産です。一時は危機遺産にもなっていましたが、フィリピン政府が国を挙げて保護に取り組んでおり、日本も協力しております。

 www.unesco.or.jp
フィリピン|活動報告|世界遺産運動|公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
フィリピンの世界遺産活動の活動報告をしています。公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の世界遺産活動

1日目

朝の7時に着いたので、時間はだいぶありました。まずはホテルへチェックイン。それからどこへ行くかは迷いましたが、「キアンガン(Kiangan)」へ向かいました。

マニラで現金を下ろすのを忘れていて、バナウェで下ろそうとしましたが、Mastescardが使えず、手持ちのVISAはクレジットカードのみなので使えず困りました。

ガイドがトライシクルで1時間の「ラガウェ」まで行ってくれ、そこでお金を下ろせたので、そのまま一番近くの「キアンガン」へ行ったというわけです。

キアンガンにあるナガカダン…ややこしい

ここは、第二次世界大戦で「山下泰文」大将が降伏した地でもあり、「キアンガン戦争記念塔」が建てられています。

日本人と大きく関りがある場所なので、その歴史などをよく勉強するといいと思います。

通称 Yamashita Shrine

昼過ぎには戻り、ガイドと3日間のトライシクル送迎と観光ガイドの交渉をし就寝。前日のバスでほとんど寝れなかったので、ひたすら睡眠をむさぼる…

2日目

8時に約束していたガイドのAlvinが7時半にはもう来ていました。やる気満々です。前日は夕方から大雨で心配しましたが、朝は2日連続の快晴。

リワン( Liwang )
バンガアン(Bangaan)
デュクリガン( Ducligan snake river)

絶景が続きますが、まだまだ序の口です。

この日のメイン「バタッド(Batad)」には10時に到着。別のガイドと共にトレッキングです。とにかくここの景色は、絶景に次ぐ絶景!

バタッド( Batad )

一番上まで行き、ライステラスを見下ろします。その後は一気に下り、「タッピヤ滝」へ。

この足は外国人観光客。たぶんフランス人。

ここはもの凄く高い所ですが、とんでもないものを発見しました。ぜひ行って見て下さい。メイドインジャパンのあの家電が!…どうやって運んだんだ???

タッピヤ滝( Tappiya Fall )

タッピヤで泳いだ後は再び登りです。ここからが一番きつかったので、滝で疲れるまで泳ぐのはNGです。その後伝統家屋を見物して、元来た場所へ。

バタッドでの道中、付き添いのガイドが、てっぺんと滝に行くなら時間がかかるから500ペソ必要だ、と何度も言ってきました。Alvinが事前に金は払わなくていいと言っていたので、どうしようか考えていましたが、結構大変な道のりを何時間も案内してくれたので、最後にAlvinと合流した時に、そのガイドに500ペソ渡しました。

Alvinが驚いた顔をしていたので、そのガイドが勝手にせびっていたのはすぐにわかりました。フィリピンあるあるです。その後、なぜ払ったのか、Alvinに聞かれ、彼は怒っていたので、説明をしました。

Alvinは真面目に仕事をするGood Guyでした。彼に確認をせずにチップをあげたのはこちらのミスでしたが、彼も機嫌をなおしてくれたので、明日の最終日のガイドをお願いしました。

午前中だけで、ビルに換算すると約160階の高さを登り降りしたトレッキングだったので、足に不安がある人や太り過ぎの人には、おすすめできません。

3日目

ガイドのAlvinが約束の8時半ぎりぎりに来ましたが、体調不良のため弟分のTobby(トビー)がガイドを務めることになりました。バイク捌きもまだ危なっかしいので年を聞いたら、なんとまだ16歳…。しかし問題なく任務は完遂。

最初に伝統家屋の見学です。現地の人が、中に「アンティーク」があると言うので見に行くと、日本人墓地○○と書かれた銅鐸が!そして旧日本軍の機関銃が置いてありました。

戦争と切り離せない場所なので、現地の人も日本人にもっと来て欲しいと話していました。

そしてHungduan(フンドアン)へ

フンドアンでは、専属のガイドが案内するので、トビーと交代。 女性ガイドのジェニー( Jenny )がいろいろと説明をしながら案内してくれました。

ハパオ( hapao )
ヒワン( hiwang )
バアン( baang )
ナングルナン( nunggulunan )

そして「アヒン天然温泉」へ向かいます。世界遺産とは関係ないですが、人気のスポットです。歩いて45分くらいでした。

アヒン温泉( Ahin Hot Spring )

ガイドに撮ってもらいました。もう少し近くで撮ってもらえばよかった…
安心してください!ちゃんと履いてます…水着を。

最後は、「バナウェ・ビューポイント」へ

ビュー・ポイント( view point )

ジェニーがいろいろと説明してくれましたが、写真が多すぎて、名前と正確に一致していないかもしれません。また次回聞きに行くとしよう。Jennyの英語は英会話学校の先生なみにうまかったです。

昼食は棚田を見ながら…しかし、こんな所にも食事の店はある

予定通り棚田を見終わり、トビーと合流。その後、宿に戻る道中、どうも様子がおかしい…

警察や軍隊の車両があちこちにありました。朝はほとんどいなかったのに、何か事件か?と思いました。そしてなぜか、ガイドのトビーが警察に連行…???

あいつは16歳だから、まさか無免許運転か?これは時間通りに宿に帰れるのか?いろいろ考えていましたが、10分程で戻ってきました。

聞くと、サンダルでバイクを運転していたので、靴を履くように注意されたようです。なんだ、その程度でよかったぜ…

そして無事に宿へ。トビーも一日頑張ってくれました。

世界遺産に認定されている五つの場所のうち「マヨヤオ」以外は全部行けました。「マヨヤオ」はバナウェ中心部から40km離れているので、なかなか大変です。3泊4日あれば全部行けると思います。

そして次の目的地「バギオ」に行くバスに乗る前、Alvinが言いました。

「また来てくれ、次に来るときはマヨヤオに行こう」と。

彼には本当にお世話になったので、AlvinとTobby、Jenny、3人分のチップを渡しました。しかし、アルヴィンは30~35歳くらいかと思ったら、23歳でした…

ここに来ている観光客の多くは、なぜかフランス人とイスラエル人のようで、この二か国で50%以上を占めています。理由はわかりません。

日本人観光客はかなり少なく、1~2%くらいしかいないようです。現に3日間の滞在中、日本人には1人も会っていません。

山奥の村ですが、Wi-Fi(あまり強くはないです)もつながります。宿泊費も安く、何より素晴らしい自然と2000年以上に渡ってイフガオ族が築き上げてきた偉大な棚田がここにはあります。

あまり多すぎてもよくないですが、適度な観光客が来ることは、住民の生活を潤し、それが伝統文化を守ることにも繋がっていくと思います。というわけで、ここまで読んだ人はぜひ行ってみて下さい。

この後の目的地はバギオを経由して、ビガンです。

ビガン行きのバス乗り場

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

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