【世界遺産27】『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)

世界遺産、全部行ったら海賊王!

『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群(Sacred island of Okinoshima)
2017年登録

2018年10月1日

宗像大社の秋季大祭初日に行われる海上神幸「みあれ祭」を見物しようと思っていましたが、台風24号の影響で中止になりました。

前回、大島に行った時に、情報を得ていたので、ぜひ見てみたいと思っていました。
約120隻の漁船が、大島から海上を大パレードする迫力の一大イベントでしたが、…残念。

しかし、それにしても2018年は大型台風が多い…

2018年8月20日

『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群への旅

2017年7月2日〜7月12日に、「第41回世界遺産委員会」がポーランドのクラクフで開催され、福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、申請していた8つの構成資産全て世界遺産に登録されることが決まりました。国内21件目の世界遺産です。

宗像・沖ノ島と関連遺産群は、4~9世紀に航海の安全を祈る古代祭祀が行われた関連遺産8件の国指定遺跡です。

宗像・沖ノ島と関連遺産群
  1. 沖ノ島(おきのしま)※入島禁止
  2. 小屋島(こやじま)※海中の岩
  3. 御門柱(みかどばしら)※海中の岩
  4. 天狗岩(てんぐいわ)※海中の岩
  5. 沖津宮遥拝所(おきつみやようはいじょ)
  6. 中津宮(なかつみや)
  7. 辺津宮(へつのみや)
  8. 新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)

沖ノ島がなぜ凄いかと言うと、出土品、約8万点が全て国宝に指定され、島全体が御神体とされ、今も一般の立ち入りを制限している国内屈指の秘境だからです。この国宝の一部が、九州国立博物館に展示されていた時、見に行きました。あの時代に純金の指輪があるとは…

※1~4の沖ノ島、小屋島、御門柱、天狗岩には行けません
宗像大社(7.辺津宮)」は、福岡県にある交通安全の御守りでおなじみの神社です。

今回、まずは神湊(こうのみなと)港からフェリーか旅客船しおかぜ(片道560円)に乗って行ける「大島」へ向かいました。大島には、5.沖津宮遥拝所6.中津宮があり、宗像大社辺津宮と沖ノ島を結ぶ地点にある島です。

船は約2時間に1本なので、時刻表を事前に調べておいたほうがいいです。
今回は往復どちらも旅客船しおかぜだったので、片道約15分で大島に着きました。(フェリーだと25分かかるようです)

宗像大社中津宮

七夕伝説発祥の地と言われ、織姫星と彦星を祀る神社があります。
中津宮には、フェリー乗り場から歩いて数分で着きます。

大島に上陸したら、観光マップを手に入れておきましょう。ここから、2kmちょっと歩くと、沖津宮遥拝所へ到着です。レンタル自転車、レンタカー、タクシーなどでも行けますが、世界遺産マンは歩いていきます。

沖津宮遥拝所

沖津宮は、沖ノ島にあり、普通は上陸できないので、ここから遥拝するのです。
多分中に入れる時もあるでしょうが、この日は閉まってました。

沖津宮遥拝所からの眺め…水平線の向こうに沖ノ島が見えるような…見えないような…

天気も快晴で、海がとてもきれいでした。ただ、真夏の8月なので、かなり暑かったです。
熱中症には要注意せんといかんとです。

そして、遥拝の後、ついでに山に登りました。標高224mの御嶽山(みたけやま)という山です。しかし、展望台は工事中でした…

御嶽神社

御嶽山からの眺め

大島は約3時間の滞在でした。そして大島から神湊へ戻った後、宗像大社へ。神湊港から車で約5分です。

宗像大社辺津宮

宗像大社は、天照大神の三柱の御子神「宗像三女神」を祀っています。

宗像三女神とは、
・沖ノ島の沖津宮→ 田心姫神(たごりひめのかみ)
・大島の中津宮→湍津姫神(たぎつひめのかみ)
・宗像本土・田島の辺津宮→市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)

この三宮を総称して「宗像大社」と言います。宗像大社は、宗像本土・田島にある辺津宮を指す場合が多いでしょうが、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、本土の辺津宮の三宮で「宗像大社」なのです。

さて、この宗像三女神…どこかで聞いたことがあります。
そう、同じ世界遺産「厳島神社」の祭神も宗像三女神なのです。

神宝館…ここに発掘された国宝8万点が眠っています。
入場は有料、16:30までなので、早目に行くべし。

さて、次の日本の世界遺産へは車で向かうため、宗像大社(辺津宮)で交通安全の御守りを手に入れました。そして宗像大社から車で約10分、最後の地「新原・奴山古墳群」へ…田んぼのど真ん中にあります。

これは…やる人いるのか…???

盛り上がった丘が古墳です。彼方には大島が見えます。

新原・奴山古墳群については、全く知りませんでした。
見に来ている人もほとんどいませんが、学術的価値はかなりあると思います。

沖ノ島には通常行くことができませんが、いろいろ調べたら、行った芸能人がブログに載せてました。今年2018年、NHK大河ドラマ「西郷どん」の主役のあの人です。いろんな時代劇にも引っ張りだこのいい漢です。

そして、2017年8月12日放送のテレビ東京の「美の巨人たち」で、宗像大社が取り上げられました。いい予習になりました。

世界遺産の勉強を始めた2014年は、福岡に住んでいたのに、沖ノ島のことすらよく知りませんでした。知れば知るほど世界遺産にふさわしいストーリーです。

近年、沖ノ島は、ほとんど手つかずで、存在すらよく知られてなかったようです。昭和になって、宗像大社(辺津宮)も荒廃しており、それを憂いて宗像大社を整備し、沖ノ島を発掘調査し、国内最多の国宝8万点を見つけ出すという偉業を成し遂げた人物がいます。

海賊とよばれた男、「出光佐三」です。

この方は、本当にすごい人です。詳しくは、映画「海賊とよばれた男」を見ればわかります。
…多分わかるはず。この映画の主演は、岡田准一。だいぶごつい出光佐三ですが、映画なので無問題。綾瀬はるかも出ております。

沖ノ島に行ってきましたのブログの人も出ています。鈴木亮平は、世界遺産検定1級保持者で、英語もペラペラなので、世界遺産マンの新たなライバルに認定です。

そして、出光と言えば…

以前、勤務先のトラックのバッテリーが盗まれるという事件が起きました。すぐに使うという状況だったので、なんとか新しいものを調達しようと、いろいろ探していました。近所のディーラーもカー用品販売店も某ガソリンスタンドもダメでした。最後に問い合わせたのが、出光のスタンドでした。

そしたらなんと1個だけ在庫が別の店舗にあるとのことで、すぐに取り寄せてもらい、取付けに来てくれました。その間わずか2時間。たまたまかもしれませんが、この時感じたのは、海賊恐るべし!ということで、出光ファンになったわけです。

赤間にある出光佐三の生家に行ってみました。(世界遺産とは関係ありません)

宗像大社駐車場の真ん前にも出光が!…グラシアス!

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

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