イタリアのローマ滞在中(2018年12月)、世界遺産巡りと並行して行ったのが…
ブルース・リー主演映画「ドラゴンへの道」のロケ地巡り!!
ブルース・リーの主演映画は、子役時代を除くと全部で5作品。
「ドラゴン危機一発」
「ドラゴン怒りの鉄拳」
「ドラゴンへの道」
「燃えよドラゴン」
「死亡遊戯」(※「死亡的遊戯」もあります)
そう、ローマはブルース・リー先生の孫弟子としても、Must visitな場所なのです。
このロケ地巡りへの道を「ドラゴンへの道2018 」として、ブルース・リー師祖に捧げます。
ドラゴンへの道 2018
「ドラゴンへの道2018」予告動画がついに完成
ドラゴンへの道ロケ地、全部行ったらブルース・リー王!
ブルース・リーのファンや、截拳道(ジークンドー)を学んでいる人達が行きたい「ブルース・リー」関連の場所と言えば、お墓があるアメリカ・シアトルの「 レイクビュー・セメタリ― 」。
ドラゴンの眠る地シアトルには、2006年に訪れました。ブルース・リー先生と、息子ブランドン・リーのお墓がここにはあります。
墓標には「截拳道の創始者」と刻まれています。截拳道とはブルース・リーの創始した武道哲学です。
↓読めばわかります
そう言えば、京都で会ったアメリカ人にブルース・リーの母校はワシントン大学で、お墓はレイクビュー・セメタリーにあるよと教えました。
その方はワシントン大学の卒業生で、家もレイクビューの近所だと言ってました。
その後、墓参りには行ったのだろうか…
ここに来る時には、ロサンゼルスから車でやってきました。
ロサンゼルス空港からレイクビュー・セメタリーまでは約1840kmあります。
これは福岡から函館(約1770km)よりも遠い距離…これを往復しました。
この時はブルース・リーの足跡を追っていたので、サンフランシスコやオークランドにも寄り、ブルース・リーの直弟子や熱狂的なファンのもとにも行きました。
と言っても、旅の手配や運転は全て師匠がやってくれたので、私はついて行っただけです。
今なら多分一人で行けますが、当時は無理でした。師匠、ありがとうございました!
そして同じアメリカ・ロサンゼルスにある「イノサント・アカデミー」も行きたい場所にあげられるでしょう。
懐かしい…2004年に初めて訪問し、三か月ここで修行していたのです。
イノサント・アカデミーから車で30分の所にハリウッドがあります。
そしてさらにブルース・リーファンが行きたい場所…
アメリカ以外では、ブルースが18歳まで過ごし、その後映画撮影を開始した「香港」。
「ドラゴンへの道」ロケ地のイタリア「ローマ」
「ドラゴン危機一発」のロケ地であるタイのどこか
…大まかなところではこの5つと思います。
香港とタイのドラゴン映画のロケ地には、いずれ行ってみましょう。今回はローマに行ってきました。ようやく本題です…
Don’t think feel !
2018年12月18日
ドラゴンへの道 決戦の地
最初に訪れたのは「コロッセオ(コロシアム)」。
ここはチャック・ノリスとの死闘を繰り広げた場所で、「ドラゴンへの道」のクライマックスシーンでした。
いきなりクライマックス!
と言っても戦闘シーンの撮影は、セットで行われています。この時の役名は「タン・ロン」でした。
ウォン・インシックの「おまいはタンロンか?」のセリフは、よく使います。
全米空手王者だったチャック・ノリスは、ブルース・リーから截拳道(ジークンドー)の指導を少し受け、映画界にも誘われ、その後ハリウッドスターになっています。
「ドラゴンへの道」のダブルヌンチャクバージョンのブルース・リーが見参!
チャック・ノリスと戦った思い入れのある場所、…コロシアム。
甦るあの時の死闘…猫の鳴き声が戦いのゴングでした。
前日にチケットを購入し、「フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘」へ。
そしてこの日はいよいよコロッセオの中へ。
この通路を向こうからブルースが歩いてくるシーンが撮影されています。
そしてここでの撮影中、体格のいい中国人が食いついてきました。
自分も撮りたいから、ぜひフィギュアを貸してくれと頼まれたので、OK牧場で貸してあげました。
やはりブルース・リーは、永久に不滅でした。
そしてドラゴンへの道2018は、まだまだ続く…
このシーン、実際の撮影は下の板張りのフロアをブルースが走って行き、手すりを殴ります。
しかし、そこに行くには地下遺構のガイドツアーの申し込みが必要です。
入場料12€+ツアーに9~15€が必要ですが、予約がいっぱいで取れませんでした。
外をうろうろしているガイドツアーの客引きが、買えるチケットを教えてくれましたが、なんと89€(当時約11300円)だったので断念。ぼったくりすぎやろ!
これもコロッセオ内。この鉄格子を開けようとするシーンがあります。
同じ場所です。間違いない!
これは一見するとコロッセオ内部の通路に似ていますが、外です。
「カンピドーリオ広場」から「フォロ・ロマーノ」が見える場所にノラ・ミャオと歩いてくるシーンです。
そしてこのシーン。ブルースの右側にノラ・ミャオがいます。詳しくは映画を再チェック!
この柵に背中を付けて、ブルースは後ろの遺跡を眺めるのです。
全く同じ場所です。そして素晴らしいほど超快晴!
コロッセオ&フォロ・ロマーノの詳細記事はこちら
2019年現在、数ある世界遺産の中でも、ダントツの存在感を誇るイタリアの首都「ローマ」。 半月の間、ローマに滞在し、ロー…
コロッセオ撮影、並びにドラゴンへの道2018、この日の任務完了!
ドラゴンへの道 ロケ地
2018年12月25日
さて、前回の「ドラゴンへの道2018」から一週間、ついにクリスマスの日になりました。
今回の旅の目的は、
「ローマの世界遺産4件を制覇」
「クリスマスにバチカンに行く」
「ドラゴンへの道2018」
の3つでした。予定通り全て達成!
ローマ教皇との謁見はできませんでしたが、まあ仕方がない。
バチカン編はこちら
世界最小で、国全体が世界遺産という世界唯一の場所が「バチカン市国」です。 バチカン市国内の「サン・ピエトロ大聖堂」と、そ…
クリスマスは世界遺産の施設や、教会などが軒並みお休みでした。
そこで休みなど関係ない広場をあちこち巡る「広場way」をすることに決定。
その中の2つの広場が、ドラゴンへの道のロケ地に入っています。
まず1つ目は「ポポロ広場」。ここはノラ・ミャオの運転する車で通るシーンが撮影されています。
ポポロ広場は、世界遺産「アウレリアヌスの城壁」を制覇する「城壁way」のスタート地点なので、 この3日後に再び来ることに。
城壁wayはこちら
ローマ滞在時、最後に残った世界遺産「アウレリアヌスの城壁」は、1世紀後半に、ローマ皇帝「アウレリアヌス」と「プロブス」時…
そしてもう一つは「ナヴォ―ナ広場」。
ここの噴水前のベンチにノラ・ミャオと座っていますが、イタリア美女にウインクされたり、後ろから抱きつかれたりするシーンです。
ここの撮影は本当に苦戦しました。
クリスマス、超快晴、昼の1時…ということで、人がめちゃくちゃ多かったです。
実際は朝にも来たのですが、日陰だったので、先に「トレビの泉」や「ポポロ広場」、「スペイン広場」に行って戻ってきました。
そして、まずベンチが空くまで20分程待ち、ベンチに座った後、人がいなくなる瞬間をさらに20分程待ちました。
そしていなくなった一瞬で撮ったのが上の写真。Good Jobでした。
ドラゴンへの道のロケ地は他にもありますが、他はマニアックなので探すのが大変です。
まあこれぐらい行けたら上出来だと思います。
これぐらいでは足りん!という人は、もっともっと追求してみて下さい。
「ドラゴンへの道2018」の主演フィギュアは、日本出国の前日にギリギリでネットで手に入れました。
また、ロケ地の調査は、ローマに来てからWebサイトやYoutubeを使って行いました。
先人達が苦労しながらロケ地巡りを行ってきているので、大変参考になりました。謝謝!
映画「ドラゴンへの道」の撮影から50年以上経ってますが、「ブルース・リー」は永久に不滅です。
次は、香港のあのお寺に行きたくなりました。
「燃えよドラゴン」での高僧との問答のセリフは全部覚えているので、あの場所で一人二役でやるとしましょう。
Teacher…
考えるな、感じるんだよ、ドラゴンへの道