世界遺産34 「ヴァチカン市国」 カトリックの総本山!

イタリアの首都ローマのすぐ西にあるのが「ヴァチカン市国」というローマ法王を国家元首とする世界最小の独立国であり、カトリック教会の中枢です。さらにここは…

国全体が世界遺産登録されている唯一の場所です。

ヴァティカン、バチカン、バティカンなど、いろいろな呼ばれ方をしていますが、「ヴァチカン」で統一します。

イタリア内にある独立国と言っても、入国にパスポートは不要です。入国審査もありません。

世界遺産、全部行ったら海賊王!

ヴァチカン市国(Vatican City)
1984年登録

ローマ法王が11月来日!

ローマ法王が11月来日 故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶり2度目」というニュースが配信されました。

ローマ法王の謁見は、毎週水曜日の朝に行われていますが、滞在時はすでに予約がいっぱいで、できませんでした。

2018年12月19〜30日

ヴァチカン」の語源は、「バティシニア(預言)」と言われており、カトリック教会では、イエス・キリストの12使徒のリーダー格であったペトロを「初代ローマ教皇」としています。

イエスからペトロに与えられた「天国の鍵」を、ローマ教皇が継承したとみなすからです。そしてこのヴァチカンは、そのペトロの殉教の地

国全体が世界遺産なので、見どころは全てですが、その中でも行くべき箇所を絞りました。

ヴァチカン市国

1.ヴァチカン博物館(ヴァチカン宮殿内)
2.システィーナ礼拝堂(ヴァチカン博物館内)
3.サン・ピエトロ広場

四大バシリカ
4.サン・ピエトロ大聖堂
5.サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
6.サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
7.サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂(城壁外)

今回も「地球の歩き方」に大変お世話になりました。情報量が多いのにコンパクトにまとめられています。

1.ヴァチカン博物館(Musei Vaticani)

歴代法王による世界有数の博物館。迷路のような見学コースの全長は約7km!総面積42000㎡。ゆっくり見れば、丸一日かかります。入館料は€17。

中にはカフェやレストランもあるので、時間があれば一日かけて見てみましょう。かなり複雑なので、「地球の歩き方」に掲載のコースを参照。

早朝から行列でしたが、すでにJapanでネット予約をしていたので、並ばずに入場。9時オープンなのに、8時半前に行っても入れました。

※ネット予約した上での早朝来場が、絶対におすすめです!

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タイミングが悪いと大行列が…

しかし入口はこんな感じで、どちらかと言うと全然目立ちません。

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こちらは出口

入口よりも出口の方がよっぽどかっこいい…

チケットはスマホで出す

中に入ったら、予約メールに付いているQRコードをスマホに表示し、上の機械にかざしてチケットを出します。時代はITなのです。

チケットを受付で渡してようやく入場です。そのうち受付がロボットになるでしょう。

日本の琴(写真)の下にはインディアン…???

入口を入ってすぐに、なぜか琴を弾いている日本女性の写真が…?まわりの展示物とも関連がなく、全く意味がわかりません。誰か謎を解いて下さい。

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エジプト美術はどこでも大人気!

エジプト美術館

ヴァチカン美術館内に、いくつかの美術館があります。まずはエジプト美術館。1839年、グレゴリウス15世が創設。

定番のエジプト発掘品の数々。ロンドンの大英博物館と比べたらかなり小規模ですが、バラエティに富んでいます。

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何とかの猫…

猫好きが大喜びしそうな猫だらけの展示。全員が同じポーズです。

アテネ女神頭部像

キアラモンティ美術館 アテネ女神頭部像

ベルヴェデーレの中庭

ピオ・クレメンティーノ美術館内 ベルヴェデーレの中庭

ベルヴェデーレのアポロ

ピオ・クレメンティーノ美術館内 ベルヴェデーレの中庭 「ベルヴェデーレのアポロ」

ピオ・クレメンティーノ美術館

ヴァチカン所蔵のギリシャ・ローマ時代の作品の中でも傑作を集めた美術館です。

ピーニャの中庭

ピーニャの中庭」を上からのぞいています。

松ぼっくりの両側にある2羽の青銅のクジャクはコピー。オリジナルは2世紀の作品で、「新回廊(ブラッチョ・ヌオーヴォ)」に展示されています。

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球の中の球(1990)

ピーニャの中庭にある、「アルナルド・ポモドーロ」作の直径4mの現代オブジェ。鳥がグッジョブ!

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新回廊(Braccio Nuovo)

この新回廊(Braccio Nuovo)は、10:30にオープン。1822年開館し、「ブラッチョ・ヌオーヴォ」と呼ばれています。

ここには、オリジナルのギリシア彫刻を、ローマ時代に「模刻」した作品をコレクションしています。トリビュート作品ですな。

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プリマ・ポルタのアウグストゥス像

1863年にアウグストゥス帝の妃リヴィアのヴィッラからから発見。この「イチバーン!」のポーズは古代からあったようです。

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先ほどのピーニャの中庭にあった孔雀の本物

ハドリアヌス帝霊廟(サンタンジェロ城)より出土したと思われる金張りのブロンズ孔雀像。

「フォリーニョの聖母」「キリストの変容」「聖母戴冠」

Pinacoteca(ピナコテーカ  絵画館)

第8室、ラファエロ作品、左から「フォリーニョの聖母」「キリストの変容」「聖母戴冠」。手前の手すりの高さは1メートルくらいあるので、写真ではわかりにくいですが、かなり大きな絵です。

聖ヒエロニムス

Pinacoteca(ピナコテーカ 絵画館)

第9室、レオナルド・ダ・ヴィンチ未完の作品「聖ヒエロニムス」

聖体の論議(Disputa del Santissimo Sacrament)

ラファエロの間(Stanze di Raffaello)

第3室、署名の間の作品「聖体の論議(Disputa del Santissimo Sacrament)

総滞在時間は約8時間。複雑な作りなので、かなり迷います。最後は外に出るつもりがないのに出てしまい、戻れませんでした。…出口に注意!

というわけで、「ヴァチカン図書館」を見れず…

2.システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)

そしてついにやって来ました、噂の「システィーナ礼拝堂」。

ヴァチカン美術館の最高傑作で、法王選挙(コンクラーベ)の開催場所であります。「法王の根競べ」とは…いとをかし。

この礼拝堂の天井にある「ミケランジェロの天井画(Affreschi de Michelangelo)」は、ルネサンス芸術の最高傑作と言われているようですが…

写真撮影は不可!

しかし、係員が撮るなと言っても撮るアホは多数いました。こういうルールを守らない奴等は世界中にいます。

というわけで、写真はありません…と言いたいところだが、現地で買った本に載っている写真を載せておきます。

写真の版権はこの本の製作者にあるので、ボカシをかけております。ぜひ本物を見に行って下さい。

システィーナ礼拝堂  ミケランジェロの天井画

世界遺産マンもアーティストなので、著作権、版権、肖像権、特許、権利侵害などにはうるさいのです。

この天井画は、総面積800平方メートルのフレスコ画で、数あるミケランジェロの作品の中でも最高傑作、さらには最重要文化遺産として守られております。

1512年に完成しているので、実に500年以上前の作品です。もはや人種とか宗教とか関係なく、壮大な人類の遺産として多くの人(アホ以外)に見てもらいましょう。

3.サン・ピエトロ広場(Piazza San Pietro)

バロックの巨匠ベルニーニ作で、30万人を収容できる壮大な広場。中心に立つオベリスクは、1世紀にエジプトから運ばれたもの。

大聖堂に近い台形の部分は、ミケランジェロ設計のカンピドーリオを手本にしています。

美しい石畳が広がります。

ローマの街は石畳が多いので、歩くときはハイヒールや、タイヤの弱いキャリーバッグは、壊れる可能性があります。要注意!

オベリスク
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラからのサン・ピエトロ広場
2018年12月25日 クリスマスのサン・ピエトロ広場

…予想通りとはいえ、ものすごい数の人…もちろん警備も厳重です。

今回のローマ旅のテーマの一つ「クリスマスの日にカトリックの総本山ヴァチカンに行く」は見事に達成できました。

そして「四大バシリカ」へ

迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産

2 Comments
  1. アバター 2018年12月20日
    • WHman 2018年12月21日

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