ロンドン塔は、1088年、ウィリアム1世が建設したノルマン様式の要塞です。
石灰岩で作られた塔は、「ホワイト・タワー」と呼ばれています。
ヨーロッパに現存する11世紀の要塞建築では、最も保存状態が良い建造物です。
現在、二重の城壁に囲まれた約73000㎡の敷地内に、13の塔が建っています。
世界遺産、全部行ったら海賊王!
ロンドン塔(Tower of London)
1988年登録
2015年9月20・21日
正式名称は、
「女王(国王)陛下の宮殿にして要塞・ロンドン塔」
(Her(His) Majesty’s Royal Palace and Fortress of the Tower of London)
現在も儀礼的な武器などの保管庫や礼拝所などとして使用されています。
ロンドンで「塔(the Tower)」と言えば、ロンドン塔を指すそうです。
当時の世界最大のカット・ダイヤモンド「カリナン」=「偉大なアフリカの星 (The Great Star of Africa)」が永久展示されています。
これぞまさにリアルRPG、「リアル・ドラクエ」の世界です!
「ロンドン塔」には、世界遺産「グリニッジ」からテムズ川を船で下ってやってきました。
そう、そこに船があったから乗ったわけです。
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有…
ここが入口です。着いたのが閉館時間のちょっと前だったので、この日は外周を下見して撮影。…本番は明日。
その後、ロンドン塔の隣にあるタワーブリッジを、夕日と共に撮影。
そのままロンドン塔の夜の姿も撮影しておきました。
夜のロンドン塔は、かなりまがまがしい雰囲気です。悪魔城ドラキュラみたいな…
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有…
そして翌朝再訪し、ようやく内部に潜入です。入場料を払えば、誰でも入れます。
ロンドン塔は1つの塔ではなく、複数の建物がある城塞です。
チケットはここで買います。
ロンドン塔からタワーブリッジは、本当に目と鼻の先です。
とても広く、建物も多いので、全部見るのは予想よりもだいぶ時間がかかりました。
しかし楽しいクエストです。これこそ中世のイギリスの姿です。
11~16世紀には歴代国王が居住し、周辺を囲むように建造物が増設され、天文台や造幣局、銀行、さらには王立動物園として、幅広く使われていたそうです。
これが動物園の名残…??
内部にあるロイヤル・アーマーリーズ(国立武器防具博物館)は、まさにRPGの武器屋!
1613年、徳川幕府二代将軍、徳川秀忠からジェームズ1世へ贈られたものです。
1662年からロンドン塔で展示されているみたいですが、当初は間違えて「ムガール帝国」のものとして展示されていたようです…
そして最後はドラクエらしく、ラスボスのドラゴンと対峙。※炎は合成です。火を吐く仕掛けはありません。
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有…
ただ、あまり情報がないまま行ったので、「反逆者の門」などは見てません。
知りませんでした。監獄だった時代もあるので、当時の拷問具の展示はありました。
ロンドン塔のワタリガラスも有名のようですが、これも気づきませんでした。
「レイヴンマスター」と呼ばれる役職の、王国衛士によって飼育されているそうですが、どこにいたのか…?
「ヨーマン・ウォーダーズ」は、ロンドン塔の看守を指し、国王の護衛に当たる「ヨーマン」は、「ヨーマン・オブ・ザ・ガード」と呼ばれています。
ロンドン塔が観光名所となった現在では、ヨーマン・ウォーダーズは「名誉職」として主に観光ガイドなどの仕事をこなしています。
いろいろ聞けばよかったですが、英語力が必要…
これでロンドンの世界遺産3件をクリア。最後はあの「ウェストミンスター宮殿」です。
イギリスの「国会議事堂」でもあるウェストミンスター宮殿とアビーに潜入してきたのは2015年9月。 その約7年後の2022…
迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産