世界遺産、全部行ったら海賊王!
世界最大の珊瑚礁、グレート・バリア・リーフ、略してGBR。ウルルと並んで超有名なオーストラリアの世界遺産です。
グレート・バリア・リーフには、400種以上のサンゴが生息し、約1500種の魚類、215種の鳥類も確認されています。
他に、クジラやイルカ、ジュゴン、ウミガメ等も見ることができ、映画「ファインディング・ニモ」でおなじみの「カクレクマノミ」もここにかくれて生息しています。
グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)
1981年登録
2018年6月27日
6月のオーストラリアは真冬なので、夏に来るつもりでしたが、ケアンズは赤道に近く、6月の平均最高気温は26℃なので、やってきました。
しかし、思ったより暑くなく、ケアンズに着いた日の夕方の気温は20℃。
しかも天気予報は、滞在期間中はほとんど雨!…1週間近く前にシドニーで見た時の予報は全て晴れだったので、当てになりません。
まずは、セスナから眺めるグレート・バリア・リーフに挑戦。日本列島とほぼ同じサイズ(全長約2300km)なので、もちろんほんの一部を見るだけに過ぎませんが。
しかし、セスナ予約日の当日朝、出発準備をしていたら電話が…
「悪天候のためキャンセルになりました。」
やはりウルルで運を使い果たしていたか…
「ウルル・カタジュタ国立公園」は、「エアーズロック」として知られるオーストラリア大陸を代表する世界遺産で、観光名所です。…
その後、予約を昼に回すもダメ。その後3日間は熱帯雨林のツアーを入れたので、行けるのはシドニーへ戻る日の朝しかありませんが、時間がギリギリ…。
セスナは諦めて、滞在期間中、唯一晴れ予報が出ていた日に「グリーン島」クルーズとダイビングのツアーを予約しました。
そして当日の朝6時起床…天気は雨!…なんでやねん!天気予報も雨時々晴れになってました。
しかし、船着場に着いてからは晴れ間が。やはり天が味方したか。…しかし、グリーン島に向かう間は、晴れたり雨降ったり、おかげでレインボーが!
グリーン島滞在中も降ってましたが、15分くらい晴れた時に撮影。ちょっとはましな写真が撮れましたが、その後すぐ雨に。
Green Island
「グリーン島」…別名「ケアンズの宝石」とも呼ばれる美しい緑の島です。
約6000年前にサンゴ礁が隆起してできた後、多くの植物や鳥類、海洋生物などが生息するようになりました。
グリーン島から「ポンツーン」と呼ばれる海上基地みたいな所に向かいます。かなり船が揺れるので、船酔いした人が結構いました。船と共に揺れれば問題なし。
ポンツーンに着いたら、すぐに半潜水艦で海中探索。これは全く知りませんでしたが、ダイビングのインストラクターに教えてもらい、即参加。
先着50名のところ一番乗りで入れました。無料なので絶対行くべきです。
半分は海中にあり、ガラス張りなので、海中見物や撮影ができます。ダイビング中は撮影できないので、この時に撮影とビデオ録画。
潜水艦終了後は、即ヘリコプターフライトへ。空港からのセスナがダメだったので、このツアーで急遽ヘリコプターフライトを追加。ギリギリまで空模様が怪しかったですが、これも無事発進しました。
ウルルに続き2回目のヘリコプターです。10分間ですが、すでにGBRにいるので、空からの全方位全て珊瑚礁の海です。天気が良ければ、もっと美しかったことでしょう。
今回は女性パイロットでした。
感動に浸る間も無く、ヘリから降りたら軽くランチ、そしてダイビングへ。人生初ダイビングだったので、最初は呼吸に苦戦したり耳が痛くなりましたが、インストラクターに無理矢理連れられて泳ぐうちに慣れました。
このインストラクター、あの暴走柔道王「小川直也」にそっくりでした。性格もふでぶてしく、まさに小型オーちゃん…
初ダイビングが、世界遺産で世界最大の珊瑚礁「グレートバリアリーフ」だったのは感無量!余は満足じゃ。
実際はかなり水が冷たく寒かったのですが、あの海中の景色、魚と共に泳ぐ感覚は、例えようもないくらい楽しく、やはりダイビング免許が欲しくなりました。
ダイビングが終わると同時に出港したので、乗船後に着替え。一旦グリーン島へ戻ってから、すぐケアンズへ帰ります。なかなかのハードスケジュールだが、余は満足であった。
ヘリとダイビングと半潜水艦で空と海中から一日かけて世界遺産GBRを制覇。しかし、熱帯雨林も含め、このケアンズ滞在はツアーでしか行きにくいところばかりに行ったので出費がだいぶかかってます。
ダイビング免許取得も考えましたが、時間的に厳しいので、いずれ再びセブ島に行った時に取る予定です。
グレート・バリア・リーフの多様な海洋生物と鮮やかな色彩を体験してください。ウィットサンデー諸島をセーリングしたり、水上飛…
2018年6月28日
そして翌日、一応予約はそのままにしていたセスナでのグレートバリアリーフ周遊。朝は雨だったので、また無理かと思ったらまさかの決行!
これも一人では乗れなかったので、同乗の中国人家族のおかげで乗れました。ありがたやありがたや。
この小さな機体に身長2mのパイロットが乗り込みます。彼は、日本とオーストラリアのハーフで、日本語ペラペラで超イケメン!性格もめちゃくちゃ良く、もし女性だったら求婚していたでしょう。
それにしても、広大すぎるほど広大な珊瑚礁でした。日本列島より大きいので当然です。2回も空から眺めることができて、まことに感無量でございました。やはりヘリかセスナの免許が欲しい。
空港への送迎時に、元パイロットの日本人に聞いたところ、セスナもヘリも免許取得に600万円程かかるようです。それはセレブしか無理だな…
美しい「グレートバリアリーフ」ですが、近年の深刻な環境破壊によって確実にダメージを負っているので、今後どう保全していくか真剣に議論する必要があるでしょう。
世界遺産を守ることも、世界遺産マンの使命です。
【5月29日 AFP】オーストラリア東海岸沖にある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barrier R…
初のオーストラリア滞在は、約2ヶ月と1週間。
そのほとんどはシドニーで英会話留学でしたが、本当にいい所でした。
オーストラリアの世界遺産の残りを制覇する時は、レンタカーを借りて1周する予定です。
そしてセスナを降りた後は、ケアンズ空港で即搭乗手続きをしてシドニーに戻り、そのまま中国経由でロサンゼルスへ…
中国はトランジットにて初上陸。広東省の省都「広州」に7時間程滞在しました。広州空港で見つけたのは、あのジャコウネコのコーヒー。
一杯数千円なので、もちろん飲みません。インドネシアじゃなくて中国で見つけるとは…
迷わず行けよ、行けばわかるさ、世界遺産